こんにちは!のせTです!
新人戦も終わり、長いオフシーズンに入りつつあります。
選手のモチベーションも下がり気味ですね。
日本シリーズみたいな盛り上がりをしたいものです。
そんなときの指導者の悩みはこちらです。
指導者側から見て、全力プレーができない選手には、どう対応していますか?こちらから見ていて、やる気が感じられない。
みんなが全力プレーしている、大声で練習しているのに・・・
手を抜いてプレーしているようにしか見えない。
どのように指導しますか?
昔のようなスパルタで「監督の言うことは絶対!ガンガン練習すればいいんだ!」
という指導方法では、現代の子どもたちには通用しません。保護者も望んでいません。
今回は、褒めて伸ばすのか?叱ってのばすのか?
私の20年間の指導の蓄積ノウハウを解説します。
この記事を書いているのせTです!
- 小学3年生で野球を始め、中学、高校と野球を野球を続ける。
東京の国立大学に進学し野球指導と麻雀に没頭する。現在も草野球で活躍(?)中。 - 元中学校教師、現在は中学野球専任監督で4チーム目
- 新採用から中学軟式野球の指導者を続けており、2023年で21年目。
- 主な戦歴【文部科学大臣杯第12回全日本春季軟式野球大会出場/第39,42回北信越大会出場/第21回全日本軟式野球大会北信越ブロック大会出場】
褒めるのは3割、叱るのは1割、話し合いが6割!
褒めるのは全体の3割
褒める指導は、以前はかなり薦められていましたが、現代の教育現場ではほどほどに。と言われています。
最初は褒められると、うれしくモチベーションが上がります。どんどん良い行動をするようになります。
しかし、褒められすぎるとそれに慣れてきて、あまりモチベーションがあまりあがらなくなるそうです。
人間の欲は際限ないものですね。普通に褒められるだけでは、物足りなくなるんですね。
叱るのは1割
ダメなことは毅然とした態度で叱ることが大切です。
他人に言葉や暴力で危害を加えたり、マイナスな発言や行動をしたりする場合には、ガツンと怒ります。
そこに一切の妥協はいれてはいけません。
なぜ、こんなに怒るのか理由も加えて、指導者の考えを伝えることを忘れてはいけません。
自分の人間性が最も出るのが叱るときだと思っています。
決して感情的ではなく、芯の通った迫力のある怒り方ができるようになるといいですね。
話し合いが6割!
指導者として一番難しいのが「子どもの話を聴く」ことだと思っています。
「聴く」という漢字は「耳と十と目と心」で成り立っています。
人間の五感すべてを使う作業が「聴く」ことなのです。
学童の指導者も中学の指導者も、ついつい自分の考えが一番だと思いがちです。
子どもの声にならない声に耳を澄ませてください。
目の前の選手が、なぜ問題行動を起こすのか目を見て話しを聴いてあげてください。
目の前の選手のことを真剣に考えていれば、力になってあげたいと本気で思えば、子どもは変わります。
5年前の経験談
こちらから見ていると、全力プレーには見えないよ。
全員で目標をたてたように、自分の限界を超えるためには全力で練習することを約束したよね。
はい。わかっています。自分では手を抜いているわけではありません
じゃ、全力プレーしているの?
それは、全力ではないと言われればそうかもしれませんが、
自分なりにはちゃんと練習しているつもりです
なるほど。自分は真面目に練習しているつもりなんだね。
はい!
よし。じゃあ、その真面目さに大声をプラスしてみよう!
シャウト効果というのがあって、人間は重いものを持ち上げようとすると無意識に声をだすよね。
オリンピックのハンマー投げとかでウオォォーって叫んで投げているの見たことあるでしょ。
それを野球の練習でも取り入れてみよう。
わかりました!
自分の大声で叫んでいきます
指導者側の主観で「全力で練習していない」「あの選手は手を抜いている」と決めつけるのは絶対に駄目ですよね。私の指導スタイルとしては、選手と話し合うことで、自分の思いや考えを伝えることで、相手がどう応えるか、変わっていくか、または変わらないか。そういう指導スタイルでやっています。時間はかかるかもしれないが、一人一人と向き合うことが、チームを強くする近道だと思います!
まとめ
- 褒めることは乱発すると効果がどんどAmん減っていくので、使用には注意が必要
- 叱ることも大切!指導者の人間性が最も出る瞬間
- 話し合いこそが、選手を伸ばすチームを強くする最高の指導方法であると心得る
それでは、今回の野瀬塾はここまです!指導者として自分の人間性を高めることも忘れてはいけませんね。
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